- 膀胱癌:積極的に膀胱を残す治療をします。特に筋層浸潤膀胱癌に対する膀胱温存療法を積極的に進めています。一般的には、膀胱全摘術+尿路変向術が基本となる治療ですが、術後に患者様のQOLが低下することから、我々の診療グループでは、積極的に膀胱温存療法をすすめています。今まで、多数の温存治療の経験があります。
- 精巣腫瘍:精巣腫瘍は、若い男性に認められる稀少癌の一つです。いままで多くの症例を治療してきた経験があります。すでに、転移性精巣腫瘍の経験症例数が100症例を超えており、日本でも有数の治療経験を有しています。
- 腹腔鏡手術およびロボット補助下手術:腹腔鏡手術の他に、最新鋭のロボットシステムを導入し、積極的に低侵襲手術をすすめていきます。前立腺癌、腎癌、膀胱癌いずれにも対応いたします。
- 下部尿路症状、排尿機能障害、神経因性膀胱:米国ピッツバーグ大で排尿生理学を学んだ専門医が担当いたします。併設の排泄機能センターと連携しながら排尿機能障害の診断、治療を行います。また、難治性過活動膀胱に対する仙骨神経刺激療法などの新規治療に関しても施行可能です。
- 尿路結石:尿路結石に関しては、体外衝撃波による治療、内視鏡を用いた治療のいずれも実施できる体制です。特に、グループの三田病院では日本屈指の尿路結石破砕治療センターを設けており、一般の病院では治療困難な症例に対しても積極的に治療を行っております。
- その他、女性泌尿器科、尿路感染症、小児泌尿器科いずれの疾患に対しても、サブスペシャリティーの医師が診療いたします。