成田キャンパス
医学科

医学科

FACULTY OF MEDICINE

医学部 医学科

学生インタビュー(2020年度入学生)

飯村 香澄 1993年生まれ 栃木県立宇都宮女子高等学校出身
通学時間:約10分(徒歩)
子どものときから人と触れ合うことが大好きで、心身の健康を支え、命を救う医師に憧れていました。そして、その漠然とした夢が祖母の死をきっかけに目標に変わりました。「飯村さんは年齢や経歴を気にしているかもしれませんが、26歳はまだ若い。本学ではそういう心配はいりません」。面接試験での赤津先生からのメッセージです。多様性に寛容な環境のもと、多くの友人と学修できる毎日に心から感謝しています。私は患者さんに真に向き合う外科医をめざしています。自分自身、髄膜炎の見逃しにより命を落としかけた経験をして、「推測する病気に患者さんを当てはめるのではなく、病気を通して患者さんの内面を診る大切さ」を痛感しました。最先端の知識を学ぶ一方で、目の前の患者さんにとっての最善策を熟考し、提供できる存在をめざしたいと思います。

山田 真萌 1999年生まれ 大阪府 国立大阪教育大学附属高等学校池田校舎、アメリカ・テキサス JJ Pearce High School出身
通学時間:約20分(自転車)
幼いころから漠然と医師になりたいと思っていました。インドを訪問した際に、自分の育った環境とは比較にならない現状を目の当たりにし、何か私にできることがあるのではないかと思い、国際的に活躍できる医師を志すようになりました。本学では、同じような夢を持ったアクティブな同級生や先輩方と一緒に学ぶことができ、とても充実した生活を送っています。先生方も親身でエネルギッシュな方が多く、個人のやりたいことや夢に向けて踏み出せる環境が整っていると感じています。私の目標は、先進国と発展途上国を双方向に繋ぐ人間になることです。医療が十分でない地域で医療支援をするのに加え、発展途上国の子どもたちが夢を叶える機会を得られる支援もしたいと思っています。医師の職能を生かしつつ、ひとつでも多くの笑顔に貢献したいです。

南部 光鋭 2001年生まれ 東京都 東京都市大学付属高等学校出身
通学時間:約10分(自転車)
物心ついたときには家に図鑑があり、時間があればそれらを読んでいました。特に人体の図鑑に興味を持ち、消化や免疫などの仕組みの複雑さ、精密さに子どもながらに感動していました。年齢が上がり将来の仕事を考えたときに、人体に関わる仕事をしたいと思いました。なかでも、直接、自分の手で人の命を救い、感謝される、医師にやりがいを感じました。本学は、留学生はもちろん、日本人学生も年齢、経歴などが多種多様で、まさに「多様性」を肌で感じられます。さまざまなモノの見方、価値観などを知ることで、人の気持ちを理解しやすくなったと思います。海外で学ばれ、活躍されている先生方が身近に大勢いらっしゃいます。留学も視野に入れ、日本国内だけでは得られない最新の知識、技術を吸収して、英語で最適な診療できる医師をめざしています。

山田 愛実 2001年生まれ 福岡県 西南学院高等学校出身
通学時間:約20分(自転車)
人体で起こっている現象に不思議さと魅力を感じ、もっと詳しく知りたいと思っていました。また、生涯にわたって積み重ねていく知識と経験をもって、目の前の困っている人に手を差し伸べられる医師に憧れてこの道を志しました。医学やその他の知識はもちろん、英語をはじめとする語学力や対人スキルなどを持ち合わせた尊敬できる多才な仲間に囲まれて過ごす毎日はとても刺激的です。また、"sharing is caring"の精神を体現し、いつでも支え合える仲間に出会えたことに感謝しています。部活やサークル、学外活動にも力を入れて幅広い知識や視点を取り入れつつ、これからの大学生活を通して人間性や国際性を磨いていきたいと考えています。そして、それぞれの悩みを持つ患者さんに一人ひとりに向き合い、多技に通じた活躍のできる医師になりたいです。

市原 嵩大 2000年生まれ 千葉県 渋谷教育学園幕張高等学校出身
通学時間:約50分(電車)
両親をはじめ親戚に医療従事者が多く、小さい頃から医療に携わる仕事をしたいと考えていました。また、自分の受けた身近な医療体験から、患者さんに寄り添った医療を提供できる医師になり、社会に貢献したいと思っていました。1年次には英語の授業が多く、医学の授業もすべて英語で行われます。このように常に英語に触れる環境に身を置くことで、自然に英語力が向上しているのを実感できます。また、1年次の初期から基礎医学を学べるので、医学生としての実感を得ることができます。さらに、世界最大級のシミュレーションセンターには最新の設備が揃っているので、日本でも世界でも通用する医学を学ぶうえで最適な環境が整っています。こうした恵まれた環境を最大限に活用して、将来、グローバルに活躍できる医師になりたいと思っています。

山下 雄大 2000年生まれ 兵庫県 六甲学院高等学校出身
通学時間:約5分(自転車)
子どものとき手術をした際に、医師が手術前の不安を和らげてくれたことで医師に憧れるようになりました。宇宙や機械にも興味がありましたが、医学の知識はこの分野でも役に立つことを知り、医学部をめざしました。また、高校生のときに海外留学をして、さまざまな国の人と出会った経験から、海外で働きたいと思うようになりました。本学は英語で医学を学ぶことができ、USMLEを受験するサポートもあるうえ、6年次には海外臨床実習があるので、自分にとっては最高の環境であると思って入学しました。実際に英語で話す機会が増え、スピーキング力やリスニング力が上がりました。将来は外科医か救急医になりたいので、海外に臨床留学をしたいと考えています。そのためにUSMLEに合格することはもちろん、英語力を高めることを目標にしています。

ジョーンズ空 2000年生まれ 大阪府 国立大阪教育大学附属高等学校池田校舎出身
通学時間:約20分(自転車)
幼い頃、シュバイツァーの伝記を読み、志のある医師たちの姿を見て、医師への思いを強くしました。地元のかかりつけ医は、身体障害児の医療・介護・福祉の充実のために多職種と連携しながら活動しています。医療技術で患者さんを救うだけでなく、患者さんやその家族を精神的にも社会的にもサポートできることに気づき、医師をめざす気持ちが一層強くなりました。国際性、充実した設備、多様性を重んじる環境、参加型のアクティブラーニングに心を惹かれて入学しました。多様で人間性豊かな同級生、海外経験豊富で熱心な先生方から刺激を受けながら、伸び伸びとキャンパスライフを送っています。国際保健、公衆衛生、総合診療などに興味があり、患者さんやその家族がその人らしく生きることを支えるとともに、地域に貢献できる医師を目標にしています。

アーモン フー(Aamhoon Phoo) 2002年生まれ ミャンマー出身
通学時間:約15分(バス)
8歳のときに脳卒中で父を亡くしました。当時、家族は医学をよく理解していなかったので、時間通りに病院に行くことができませんでした。これが医学部に入った大きな理由です。また、12歳のときに、心臓外科医のドラマを見て、彼のように多くの患者さんを救いたいと決心しました。現在、世界の人口のほぼ半数がさまざまな病気に苦しんでいて、医師だけがこの問題を解決できると信じています。ミャンマーは発展途上国です。だから、私は最先端の方法や技術を学び、これを母国に普及したいと思います。奨学金をいただいていますが、卒業後は母国で働くことができるので本学を選びました。期待していた通りの勉強ができていて、この大学の教授法も気に入っています。初めて発生学の実習をしたときに感動し、この大学に入学できてよかったと思いました。

アウン カウン テツ(Aung Kaung Htet) 2002年生まれ ミャンマー出身
通学時間:約10分(バス)
私は医学に「美」を感じています。人は誰でもその健康状態に大きく従っています。生存に影響を及ぼすだけでなく、健康状態が悪ければ、その人の人生もまた悪いものになります。このことから、人生や生活についてのさまざまな思いが生まれ、私を医学の勉強に駆り立てます。「人間中心の大学」、「国際性を目指した大学」という理念に共感して本学を選びました。勉強が進むにつれて、多様性を受け入れるセンスが磨かれたことを実感しています。本学には、さまざまな国から、視点、価値観、文化の異なる多くの学生が集まっていて、勉強や日常生活を通して、彼らから一生役に立つであろう大切なものを数多く学んでいます。将来はミャンマーに戻り、本学で学んだ知識や経験を生かして、ミャンマーの人たちとともに健康管理の向上に寄与したいと思っています。

アウレリウス セバスチャン チャンドラ(Aurelius Sebastian Chandra) 2000年生まれ インドネシア出身
通学時間:約10分(バス)
父は皮膚科医ですが、私は特に医師なりたいと思っていたわけではありませんでした。ところが、その父が虫垂炎に罹り、これを切除したことがきっかけで、たちまち医学の魅力に引き込まれました。本学は、人間的に成長し、現在自分が描く最高の医師になるための最高の環境を実現しています。実際に、キャンパスの大きさ、医学教育のため最先端の設備、気さくで有能な先生方にまず驚きました。さらに、日本人学生だけでなく、留学生にも世界レベルの医学教育を提供しています。私の将来の夢は、自分自身の専門分野を見つけることはもちろん、母国に戻って、臨床と教育の両面で医療システムを発展させることです。本学で使われている設備や技術を紹介することに加えて、賞賛すべき日本人の職業倫理や規律性をインドネシアにも取り入れたいと思っています。

グエン キム チュアン(Nguyen Kim Chuan) 2000年生まれ ベトナム出身
通学時間:約10分(バス)
私は元気のない子どもだったので、毎週お医者さんに行っていました。そこでは診断を受けるだけではなく、いろいろなおしゃべりをして友だちのように親しくなりました。自分も将来、そのような医師になりたいと思って医学部に入りました。本学を選んだ理由はその国際性です。ミャンマー、インドネシア、カンボジアなどから来た友だちができました。先生方もいろいろな国から来ていますので、医学を勉強しながら、さまざまな国の文化や特長を知ることができます。卒業したら、帰国してベトナムで働きたいと思っています。どんなことがあっても、医師として常に患者さんのために働くつもりです。また、多くの人の命を守るために、臨床研究にも力を注いでいきたいと思います。さらに、ボランティア活動として、いろいろな国で医療活動をしたいと思います。

バトトグトフ トゥメンヒシグ(Battogtokh Tumenkhishig) 2000年生まれ モンゴル出身
通学時間:約15分(バス)
3つの理由で医師になろうと決めました。まず、高校生のときから科学に興味を持っていたこと。次に、子どものころから、苦しんでいる人々を助けたいと思っていたこと。そして、医師だった父の「医師とは人を助ける最善の職業である」ということば。高校生のときから留学を考えていたので、本学の留学生募集の情報を見て迷わずに申し込みました。最先端の機器や模擬患者さんとの授業など、本学の学修環境が大好きです。また、いろいろな国の友だちができ、授業での疑問点を英語や日本語で話し合い、さまざまな視点から解決することがとても勉強になっています。私の目標は母国の医療の発展に貢献できる医師になることです。日本で修得した知識や技術を生かして、特に医療教育の制度や環境を向上させ、両国の架け橋となる存在になりたいと思っています。

モン モニラタナ(Mom Monyratana) 2000年生まれ カンボジア出身
通学時間:約15分(バス)
高校のときから科学と人文科学が好きでした。その点、医学は「科学的根拠で医療を提供する」と「患者さんと人間関係を築く」という完璧な組み合わせだと思い医学部に入学しました。今後生涯にわたって続く医学の勉強のスタートを切るにあたって、本学は最高の環境が揃っていると思います。「インターラクティブラーニング」や「ダイバーシティ」をベースにした国際的なプログラムはもとより、今後の医師には欠くことのできないスキルの修得をバックアップしています。1年次から、各分野の先生方から医療面接や身体診断、研究活動について直接指導を受けることができます。将来は、母国の医療や教育に貢献したいと思っています。臨床医として、本学との関係を維持しつつ、患者さんに効果的な治療法を見つけるための研究活動も進めていきたいと思います。