成田キャンパス
医学科

医学科

FACULTY OF MEDICINE

医学部 医学科

学内施設

WA棟

1階

メインエントランスホール

壁一面の窓から自然光の注ぐ大階段を背に、グローバル感を表現したオブジェが迎えます。国内外で活躍できる医師をめざし、一段ずつ登っていく感覚を日々感じられる空間です。

  • メインエントランスホール

法医解剖室

法医学エリアは、その中でほとんどの検査が完結するように機器を揃えています。いわば「ご遺体のための病院」です。独自のCT装置を持つ法医解剖室は全国でも少なく、私立医学部では本学の他に1校のみです。亡くなられた方であっても、生きた方とほぼ同等の検査を受けて死亡の原因を診断できるような設備を整えています。解剖室のほか病理検査、生化学検査、薬物検査などの検査室も備えています。
解剖をガラス越しに見学でき、カメラからモニターを通して細部の観察もできます。質疑応答のための双方向マイクも備えています。病歴の不明なご遺体であっても、見学者に適切な感染防止対策をとり、教育効果を高める工夫をしています。亡くなられた方の情報を私たちが安心して安全に健康に暮らせるために生かすという法医学を十分に学べる環境を提供します。

  • 法医解剖室
  • 解剖台 / 遺体解剖を安全かつ正確に実施するための環境を整え、空調を工夫(ラミナーフロー)して感染リスクを低減しています。
  • AVシステム / 解剖所見を口述、記録、見学者との質疑応答が可能

カフェ オーブ

食事やスイーツも楽しめる、開放感のあるカフェ。日替わりの「ライス&ルー」ほか、シュークリームがおすすめ。

  • カフェ オーブ

健康管理センター

学生の健康診断や、学生・教職員の体調不良に対して診療します。臨床心理士が常駐している「学生相談室」とも連携し、学生のメンタルケアの強化も図る考えです。

2階

大講義室

1学年140人が一堂に会して講義を受けることができる階段教室。この教室で行われる講義は録音してVODサーバーに保管。館内のどこからでも視聴できます。

  • 大講義室

3階

7人(1人は必ず留学生)のグループを基本単位として20グループに分かれた個別グループワークなどが使用するSGD(SmallGroup Discussion)室や、4つの基本単位を集めた28人で行うチーム学修のためのTBL(Team Based Learning)室(可動間仕切りを開放すれば最大で1学年全員が一緒に学修することもできる)など、グループの大きさに応じて柔軟な編成で講義を行うことのできるさまざまな教室と、6年次に利用する24時間利用可能な自習室、医学図書を中心に配架する図書室があります。館内全体はWi-Fiを完備。教科書は電子教科書を多く指定しており、e-learningの講義資料やVODシステムに収録された講義などをWi-Fiを通じていつでも参照できます。このシステムは実習の様子など振り返り学修にも利用しています。

  • TBL(Team Based Learning)室
    TBL(Team Based Learning)室
  • SGD(Small Group Discussion)室
    SGD(Small Group Discussion)室
  • 医学図書を中心に所蔵している図書室
    医学図書を中心に所蔵している図書室

5階

大学院エリア

2018年4月に新設した「医学研究科」の「公衆衛生学専攻(修士課程)」「医学専攻(博士課程)」の2コースを加え、東京赤坂キャンパス(東京都港区)と連携しながら、高度な専門職を養成します。

7階

ゲノム医学研究所

疾患の発症原因の解明をめざすゲノム医学研究の推進と、その成果を先進的なゲノム医療として診療に導入することをめざしています。ヒトゲノムを高速に解析できる次世代シーケンサーを始めとする世界最高水準のゲノム解析機器が整備されています。

  • NovaSeq / イルミナ社の世界最高水準のシーケンサー。ゲノムの塩基配列を大量、高速に読み取る装置

高度生殖医療リサーチセンター

体内では発育しない閉経した女性の卵巣内にわずかに残存している卵胞を活性化し、卵胞の発育を再生して体外受精を行う「卵胞活性化療法」をさらに改良して臨床成績を向上し、多くの患者が治療に成功するよう研究を進めます。

微生物教育研究センター

感染症の病原体検査が変化していることに対応して、質量分析器(微生物分類同定分析装置)を始め、最新の検査機器を導入、実際の臨床現場に即した教育をめざしています。中央と周囲の4つの実験室を使い分けて、病原体の種類に応じた実習を行います。

遠隔診療センター

国内の遠隔地や海外と接続し遠隔診療を実現する装置を導入します。

  • 放射線画像システム / 放射線画像を保存する装置(PACS)と読影結果を記録する装置(レポーティングシステム)をVPN回線でつないで遠隔地の放射線画像を参照・読影するシステム

8階

基礎医学研究エリア

 学際的な領域が重要となっている医学研究に対応できるように、従来の講座単位での部屋割りではなく、広い共有の実験スペースと最先端の機器を備えた共同機器室を配置しました。代表的な機器として以下のような機器が設置されています。

  • セルソーター / 細胞に各種レーザー光を照射し必要な細胞を選択的に分取する装置
  • 共焦点レーザー顕微鏡 / 高解像度の画像と3次元情報の構築が可能
  • マルチフォトン共焦点レーザー顕微鏡 / 2光子タイプの共焦点レーザー装置。感度、分解能、速度全てに最高スペック
  • レーザーマイクロダイセクション / 特定のシングルセルや細胞集団、比較的大きな組織部分までを顕微鏡で確認しながら切除・回収する装置

9階

国際会議室(2)

高機能プロジェクターと大型スクリーン2台、折り畳みテーブル付きのシート200席を備えた会議室です。
ホワイエ(配膳カウンター付きロビー)と控室2室が連結され、国際シンポジウムや各種プレゼンテーション、講演会に利用されています。

  • 国際会議場(2)