本学学生が第25回「日本医学英語教育学会学術集会」にてパネルディスカッションに参加しました
医学部医学科５年 金本すずさんが2022年7月17日に開催された「第25回日本医学英語教育学会学術集会」にて「OETってどんな試験？学生と一緒に考える医学部での試験対策」というパネルディスカッションに参加しました。
■パネルディスカッションの内容は？
OET（Occupational English Test）は、医療現場における英語力を評価する試験です。このコロナ禍においてはUSMLEのStep2の代替となることからにわかに注目されるようになりました。押味先生達と一緒に登壇し、自分のOET受験の体験談と、それをふまえ日本の医学部英語教育でどのようなサポートが必要かという内容でプレゼンテーションを行いました。
■参加に至ったきっかけについて教えてください。
英語圏で働くことを視野に入れているため、2021年6月（医学部４年時）OETを受験し無事に合格しました。そのことを押味先生とお話していたところ、本学では初めてだったこともあり、後日、この学会でOET体験談を発表してみませんかと先生から声をかけて頂き、参加することになりました。
■発表当日のエピソードや感想を教えてください。
当日はガチガチに緊張していましたが、とても温かく迎えて頂き、発表が終わった後も多くの先生方が寄ってきて、励ましやお褒めの言葉をかけて下さいましたOETについては日本国内の医学英語教育に携わる先生方の間でもまだ十分な周知がされていなかったようで、興味を持って聴いていただき、活発な質疑応答が行われました。周囲に向上心の塊のような仲間（学生や先生方）がいることを紹介すると同時に、自分が恵まれた環境にいることを改めて実感しました。また、教育がテーマの会で、学生目線での生の声を届けられたことをとても嬉しく思います。
■今後の展望や目標は？
お互いにinspireし合える仲間とともに、残り少なくなった大学生活で、英語での臨床コミュニケーション能力をさらに磨いていきたいです。そして、実際の医療現場でそれらを活用しながら、常に向上心を持って進んでいきたいと思います。
