成田キャンパス

整形外科学教室

教室紹介

2019 年 CSRS(国際頚椎学会)トラベリングフェロー見学報告

世界で最も伝統と権威のある Cervical Spine Research Society(国際頚椎学会)では、2015年より2年に1度、トラベリングフェローシップprogramが実施されています。3つのregion(米国、欧州、アジア)より次世代を担う脊椎外科医が2名ずつ計6名選出され、複数の医療機関を訪問します。2019年は第3回となり、第1回に参加した当教室の石井賢が今回はホストを担当しました。

2019年3月7~8日の2日間、トラベリングフェロー6名が来日し、国際医療福祉大学三田病院での手術見学ならびに講演を行いました。今回は、米国から2名、オランダから1名、ポルトガルから1名、シンガポールから1名、インドから1名が参加しました。本学整形外科学教室ならびに東京医科歯科大学整形外科学教室の訪問を終えた後に3月15~16日に開催された第10回 Cervical Spine Research Society Asia Pacific Section に参加しました。

6名のフェローは、三田病院において日本で開発された片開き指式頚椎脊柱管拡大術ならびに複数の脊椎外科手術を見学し、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)を用いたシミュレーション手術などを体験しました。6名のフェローからは、世界的にみても質が高くかつ最先端手術だと高い評価でした。続いてフェローからはそれぞれの出身国や所属病院の紹介、また研究活動などについて素晴らしい講演を頂きました。フェローの多くは世界の一線で活躍する脊椎外科医ですが、大変勉強熱心な姿に我々も大いに刺激を受けました。今回、彼らと国際的な観点から脊椎領域の現状と将来性を議論し、多くを共有し、親睦を深める大変有意義な機会となりました。この場をお借りして、ご支援いただいた Cervical Spine Research Society(国際頚椎学会)と特定非営利活動法人 国際頚椎学会日本機構の関係者に深く御礼申し上げます。

◆CSRS 2019 トラベリングフェロー
Aju Bosco MD  Tamil Nadu Government Multi Superspeciality Hospital (India)
Dennis Hey MD  National University Hospital (Singapore)
Ilyas S. Aleem MD  University of Michigan Health System (USA)
Lee Tan MD  UCSF Medical Center (USA)
Rui Reinas MD  Centro Hospitalar de Vila Nova de Gaia/Espinho (Portugal)
Valerie ter Wengel MD  Neurosurgeon Slotervaart Hospital (Netherlands)

整形外科准教授 船尾陽生