大村 和也 助教からメッセージ

 麻酔・集中治療科の中で集中治療を中心に行っています。初期研修を終えた後、神戸大学医学部付属病院の救命救急科で3年間の後期研修に進みました。救急外来(ER)での初期診療と集中治療室(ICU)での重症患者管理を学び、救急専門医を取得しました。その後、千葉県救急医療センターにおいてER・ICU・手術室麻酔を行いながら、麻酔科標榜医と認定医、集中治療専門医を取得し、さらに集中治療を学ぶため、済生会横浜市東部病院で集中治療医として研磨しました。現在は、救急・集中治療・麻酔の領域を幅広く学んできた経験を、国際医療福祉大学で発揮しています。

ERにおいてもICUにおいても、患者様に最良の診療を行うためにチームでの診療が非常に重要になると考えます。医師チームの中での科を超えた連携や研修医・学生の教育には特に力を入れており、神戸大学時代にはBest Teacher賞をいただきました。また、医師だけでなく、看護師や薬剤師、臨床工学技士、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士、臨床検査技師、事務など多くのメディカルスタッフが協働することが必要です。医師はその中でリーダー的な存在と考えており、メディカルスタッフとお互いに教育し合う場を積極的に作っています。