成田キャンパス

循環器内科学教室

診療概要

私ども国際医療福祉大学には、栃木県に国際医療福祉大学病院と国際医療福祉大学塩谷病院、東京都に国際医療福祉大学三田病院と、千葉県に国際医療福祉大学市川病院、静岡県に国際医療福祉大学熱海病院があります。そして東京都に山王病院、福岡県に福岡山王病院、高木病院と数多くの関連施設があります。これらの各施設と連携し、臨床教育施設としての機能を強化して参ります。

成田病院では経験豊なベテラン指導医の下、虚血性心疾患や心不全治療といった一般循環器診療に加えて、大学病院として以下の特色ある領域の先進的治療を行って参ります。1. Structural Heart Disease(構造的心疾患)に対するカテーテルインターベンション、2. 不整脈のカテーテルアブレーション、3. 肺高血圧に対する内科的治療およびバルーン拡張術、など様々な治療を行う予定です。また、医療連携を重視し、地域の実地医家の先生と顔の見える信頼関係を築きます。

1. Structural Heart Disease(構造的心疾患)に対するカテーテルインターベンション

今後、これらの低侵襲治療はますます発展すると予想されます。私、河村は2021年に改定される日本循環器学会の先天性心疾患および構造的心疾患に対するカテーテル治療のガイドライン班長に就任致しました。私自身は、数年来、ASD, PDAのAmplatzer治療の教育担当医師でした。最近では、人工弁周囲逆流のカテーテル治療に携わっております。今後、成田の循環器内科ではTAVI、 Mitral Clip、などの治療も行って参ります。これらの治療経験のある若手-中堅医師の皆さんが、成田で活躍できる環境を作るのが私の使命と考えています。

2. カテーテルアブレーション

不整脈診療において非薬物療法であるカテーテルアブレーションは上室性頻拍および心室頻拍に対しては有効性が確立しており、最近では心房細動に対する根治療法として積極的に行われております。一方、徐脈性不整脈に対するペースメーカ、心室性不整脈および突然死予防目的の植込み型除細動器、さらに重症心不全に対する心臓再同期療法などの進歩も著しく循環器診療には欠くことの出来ない治療法です。成田病院でも各種不整脈に対するカテーテルアブレーションおよび植込みデバイス治療は周辺地域の中心として積極的に行って参ります。

3. 肺高血圧診療

近年、発見される頻度が増加している肺動脈性肺高血圧症・慢性肺血栓塞栓性肺高血圧症に対する専門的治療を行って参ります。田村氏は5年に1度行われる肺高血圧症世界ガイドラインの委員を務めており、三田病院において肺高血圧症センターを立ち上げて、数多くの患者に対して内科的治療や肺動脈バルーン拡張術などの先進的治療を行い、全世界に発信しております。成田病院においても国内外の患者さんに対して最先端の治療を提供して参ります。また、肺高血圧症は膠原病や肝疾患など様々な内科的疾患が複合的に関与していることから、総合内科的な診察能力が求められる領域であり、診療科を超えた連携を通して集学的に対処して参ります。