佐藤 忠章 教授からメッセージ

私は学生時代、どうしても薬を創りたくて、薬の元となる新規の天然化合物を発見することに興味を持って研究を行っていました。

そこから生薬、生薬を複数組み合わせた漢方薬へと興味がつながっていきました。

漢方医学は西洋医学では治しきれない病、特に、明確に病となる前の「未病」と呼ばれる段階において威力を発揮します。

学問へのきっかけはどんなことでも構いません。

みなさんも新設される成田薬学部でさまざまな経験を通して自分のめざす薬剤師像を見つけてください。

【Profile】
東京薬科大学薬学部卒業。博士(薬学)。Evidence-Based Complementary and Alternative Medicine等の学術雑誌編集委員。東邦大学薬学部准教授等を経て現在、大田原キャンパス薬学部准教授。