岡本 秀彦 教授からメッセージ

患者さんを笑顔にできる、真のプロフェッショナルに

良い医療人になるためには、病に苦しむ人の気持ちに寄り添える人間性に加え、医学に関する専門的な知識や知恵が必要です。本学の医学教育を通して、医療の専門家としての振る舞いを学び、人体や病気を理解する基盤となる知識を体系的に学修し身につけていただきます。
いわゆる受験勉強とは異なり、医療・医学の分野では、誰にも答えの分からない問題や、そもそも答えのない問題が数多く存在します。そのような難問に対して、問題点を正しく整理して倫理的・科学的に検証し、一歩一歩解決していく能力が重要です。本学で学んだことを生かして、病に苦しむ多くの患者さんを笑顔にすることができる、真のプロフェッショナルになってください。
本学には、自ら能動的に学び、仲間たちと切磋琢磨できる仕掛けが施されています。より良い医療に貢献したいという志と、共に生きる社会の実現に向けた使命感を持った方の入学を心待ちにしています。

【Profile】
東大寺学園高等学校、大阪大学医学部(1999年卒)。同大学大学院修了、博士(医学)。カナダToronto大学Research Fellow、ドイツMünster 大学 Research Scientist、大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 生理学研究所 准教授を経て2017 年に生理学教授として本学着任。2023 年4月に副医学科長、2024 年4月から医学科長、医学教育統括センター長。