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メッセージ

理事長のご挨拶

理事長 高木 邦格

学校法人 国際医療福祉大学
理事長 高木 邦格

新しい医学教育の実現をめざして本学が10数年前より議論を重ねてまいりました医学部が、2017年4月成田キャンパスに開設いたしました。この医学部は、政府による東京圏国家戦略特区に成田市と共同で「国際医療学園都市構想」を提案し、認められたものです。開設に至るまでには多くの困難がございましたが、ご協力いただきました関係者の皆様に改めて感謝申し上げます。

第1期生を迎えスタートいたしました医学部では、国際性を重視したこれまでにない医学教育を行いながら、国内はもとより海外の医療協力でも活躍できる総合診療力を持った医師の育成が始まっております。特区の医学部として、内閣府・文科省・厚労省から示された国際医療拠点にふさわしい教育と人材採用などの条件に対し、本学はその条件をはるかに超える医学部をつくろうと尽力いたしました。大多数の科目で英語の授業を行い、協定を締結している世界各国の大学や医療機関での海外臨床実習を必修といたしました。キャンパス内には世界最大級5,000㎡のシミュレーションセンターを設置するとともに、附属病院を中心に90週の診療参加型臨床実習を実施いたします。教員につきましても、日本の新しい医学教育の夢を実現するため、海外での教育や臨床経験豊富な300人の人材が集まり、このうち外国人教員は、政府の要請である10人程度を大幅に上回る30人以上が着任いたします。

第1期生には、一般入試とセンター試験利用入試合わせ3,478人から、それぞれ高倍率を勝ち抜いた120人と、海外からの留学生20人を加えた計140人の俊英が集まりました。20人の留学生はベトナム、ミャンマー、モンゴル、カンボジア、インドネシアの各国政府や大学から推薦された全国トップクラスの成績優秀者たちもおります。本学が学費から生活費まで全て負担することで母国の医療を担うリーダーとして活躍を期待されている留学生には、アジア全体の医療水準向上のために尽力することも期待されています。

本学には国際医療福祉大学病院、三田病院、塩谷病院、熱海病院など4つの附属病院と臨床医学研究センターとして山王病院をはじめ、重症心身障害児施設や在宅ケアセンターなど多くの医療福祉関連施設があり、臨床実習施設が非常に充実しております。2020年には、成田市畑ケ田地区に642床の国際医療福祉大学成田病院を新設する予定で、10か国語に対応するスタッフの配備や宗教関連施設の整備、最先端の医療機器トレーニングセンターなども設置しアジアのハブ病院をめざします。さらに2018年4月には東京赤坂キャンパスを開設いたします。公衆衛生や医学専攻の大学院も新設する予定で、医学部と連携しながら感染症研究や遠隔画像診断にも対応することで、教育と研究環境が一層充実いたします。

今後も千葉県の医師会や地元の皆様方と協力しながら、医療・福祉・教育分野に貢献していくことで世界最高水準の国際医療拠点を構築し、成田市や千葉県の皆様から国際医療福祉大学があってよかったと言っていただけるよう努力してまいります。第1期生を迎えた新しい医学部から、世界に羽ばたく医師が多数輩出されていくことを願ってやみません。

学長のご挨拶

学長 大友 邦

学校法人 国際医療福祉大学
学長 大友 邦

Profile

1979年東京大学医学部卒。ワシントン大学、ピッツバーグ大学留学後、東京大学大学院医学系研究科放射線医学講座教授。日本医学放射線学会理事長、第70・74回日本医学放射線学会総会会長を歴任するなど、日本の放射線医学分野における第一人者。2016年4月より現職。東京大学名誉教授。

「共に生きる社会」の実現を建学の理念として1995年に栃木県大田原市に開学した国際医療福祉大学は、医療福祉の総合大学としての利点を生かした「関連職種連携教育(Interprofessional Education)」を大きな特長としております。これは、本学が臨床実習を重要視して整備してまいりました4つの附属病院と多数の臨床医学研究センターで、各専門職が協働して取り組む「チーム医療・チームケア」の理念を修得するものです。これまで輩出した21,000人を超える卒業生は、この理念のもと全国の医療福祉の現場で活躍しており、おかげさまで高い評価をいただいております。

こうした基盤を持つ本学の成田キャンパスで2017年4月にスタートした医学部では、140人の第1期生を迎え、革新的な医学教育のもとチーム医療・チームケアに貢献できる高い総合的診療能力と国際性を兼ね備えた医師を育成しております。140人のうち、東南アジアを中心とした留学生が20人在籍しておりますが、これほど多くの留学生を受け入れているのは国内では本学が初となります。日本人学生にとっても、文化や社会的背景、医療事情などが異なる国からの留学生と6年間ともに学ぶことは、さまざまな価値観を受け入れる柔軟な国際感覚を自然に養えるまたとない機会となるでしょう。

新しい医学部では、革新的なカリキュラムを着実に遂行するため、25名の専任教員が在籍する「医学教育統括センター」を設置し、学生一人ひとりの授業の理解度や実習の達成度などをきめ細かく把握し、適切で有効な指導を行っております。医学教育を担当する専任教員をこれほど擁する医学部は国内では例がなく、学生のサポートに対して大変手厚い体制を整備いたしました。国際医療福祉大学は医学部の開設によって、入院から退院までの各ステージで各専門職が安心かつ安全な個別化医療を提供する「国際医療福祉大学型チーム医療」が完成いたしました。これまでにない新しい医学部で、国際社会および地域社会で活躍できる医師をめざす多くのみなさんとお会いできることを、心から楽しみにしております。

医学部長のご挨拶

医学部長 北村 聖

学校法人 国際医療福祉大学
医学部長 北村 聖

Profile

1978年東京大学医学部卒。スタンフォード大学ポストドクトラルフェロー。東京大学大学院医学系研究科附属医学教育国際研究センター教授、日本医学教育学会副理事長として日本の医学教育をリードした。前東京大学医学部附属病院総合研修センター総センター長。2017年4月より現職。

ディプロマ・ポリシー(卒業時の到達目標)の最初に、医療プロフェッショナリズムを備えていることを掲げました。その根源は価値観。医療人としての責任は重く、いかなるときにも、いかなる場所でも、医療を遂行するというプロフェッショナリズムです。本学では、豊かな人間性および広い視野、確かな知識と技術、高い倫理観と使命感を持ち、国際社会および地域社会に貢献できる医師を育成します。常に患者中心の医療(Patient-centered medical care)を実践してほしいと願っています。

医学生に求めることのひとつはアクティブ・ラーニング(能動的な学習)。学生が主体性を持ってさまざまなことを吸収し、積極的に物事や事象を深く考え、課題を発見し、解決する能力を養うことです。もうひとつは、ライフロング・ラーニング(生涯学習)。医学やサイエンスの進歩は速く、患者様のニーズも変化します。医師はその時々のスタンダードを学ばなければなりません。そして多様性のある社会に対応できる医師であることです。百人百様のライフプランやグローバル社会の多様な価値観に寄り添う姿勢が、これからの医師には不可欠です。

私の好きな言葉に「生き残るのは強いものではなく、変化できるものである」があります。ダーウィンの言葉です。変化するニーズに対応できるフレキシビリティが必要です。学生たちが刺激しあって、活発なコミュニケーションを交わす、そんな医学部にしたいと期待に胸を膨らませています。新しい医学部を創る主人公はみなさんです。明日の医師をめざして国際医療福祉大学に飛び込んできてほしいと願っています。