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ヨーロッパ集中治療医学会 WEAN SAFE study 参加のご案内

2017/8/18

国際医療福祉大学 医学部 麻酔・集中治療医学講座の倉橋です。この度、ヨーロッパ集中治療医学会(European Society of Intensive Care Medicine; ESICM)が主導して行う人工換気からの離脱に関する疫学調査(WEAN SAFE study)の日本コーディネーターを仰せつかったため皆様にご連絡させて頂いております。以前同じESICMのLUNG-SAFE studyでも日本コーディネーターをさせて頂きました。

LUNG-SAFE studyは2013年〜2014年にかけて募集・実施され13,000人超の患者さんが参加、日本からは28施設から全体の約5%の患者さんが集まりました。主論文はJAMAに、二次解析の結果はIntensive Care Med, Crit Care, Am J Respir Crit Care Med, Lancet Respir Med, Ann Intensive Careに載り、今も準備中/投稿中の論文が多数あります。

WEAN SAFE studyは、多国籍/多施設共同での前向きコホート研究で、研究規模は5000人以上を解析する予定となっています。集中治療室に入室して人工換気を24時間以上行われた患者について、換気の設定や酸素化の度合い、鎮静の度合い、離脱の評価などについて記載するものです。一患者につき概ね5分程度で埋められる内容と思いますが、プロトコルや入力用紙(各オリジナル及び和訳)をリンクさせましたのでご参照ください。

以下に、簡単にスタディーの準備状況と今後の手続についてご案内いたします。

  1. スタディーの準備状況

    私の施設(国際医療福祉大学)で倫理申請をし、承認を取得してあります。施設毎に規定が異なるとは思いますが、共同研究施設での倫理審査の承認結果が必要な御施設においては本学の倫理審査結果を利用して頂いて構いません。

  2. スタディーの参加方法

    スタディー参加に際しては、ご自身で研究のホームページに入り参加登録をしてください。

  3. 調査期間

    2017年10月1日から2018年3月31日の間の任意の4週間

  4. 本研究の位置づけ

    日本から1つでも多くのICUに研究に参加していただくことにより日本のICUのプレゼンスを高めるとともに、本研究結果を基に企画されるさまざまな取組(ガイドライン作成など)においても日本の医療現場の現状や日本人の民族特性が十分に反映されるように、本研究の解析に日本からより多くのデータが利用されると良いと思っております。
    また、参加研究者は主論文ではcollaboratorとして名を列ねることになるとともに、二次解析のプロトコルを提出する権利が得られます。採択されればその論文では筆頭著者となる可能性が高いです。

以上、簡単ではありますが研究参加のご案内です。尚、研究への参加は各施設で行って頂いて構いません。ご質問、ご意見がございましたら倉橋まで遠慮なくお寄せ下さい。

国際医療福祉大学 医学部 麻酔・集中治療医学講座
国際医療福祉大学 三田病院 集中治療部
倉橋 清泰
tel: 03-3451-8121
Fax: 03-3454-0067
Email: kiyok@iuhw.ac.jp