成田キャンパス
言語聴覚学科

言語聴覚学科

DEPARTMENT OF SPEECH AND HEARING SCIENCES

言語聴覚学科

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卒業生の声

渡辺 梓さん 2022年3月卒業
医療法人鉄薫会 亀田総合病院勤務(千葉県)
千葉県立安房高等学校出身

自ら追及していく姿勢を持ち続けています

幼い頃から病院で働きたいという思いがありました。病院で働く多くの職種を調べ、お話をすることや発達障害に興味があり、言語聴覚士という職業を選びました。
現在は回復期病棟で高次脳機能・嚥下などの疾患を中心に担当しています。また、失語症の患者様のコミュニケーション方法を確立し、他職種へ情報共有し入院中の意思疎通の補助・指導なども行います。今後は小児から成人、急性期から生活期まで様々な患者様の診療を経験する予定です。
言語聴覚学科で仲間と協力し、勉強を続けることが出来る環境、先生方と生徒の距離が近く、先生方に質問しやすい環境で学びました。今でも先輩や同期に積極的に質問をしたり、教えあったりことができています。わからないことをわからないままにせず、自分で追求していく姿勢が現在にも生かされています。

宮下 大河さん 2021年3月卒業
社会医療法人財団 慈泉会 相澤病院勤務(長野県)
長野県 東海大学附属諏訪高等学校出身

実際に触れ体験することで、課題をフィードバックする姿勢を体得しました

言語聴覚士として急性期の誤嚥性肺炎の方を受け持ち、嚥下訓練を中心にリハビリをしています。加えて、医師や看護師とのカンファレンスを通して患者様に適した食事形態の検討や、患者様やそのご家族への食事介助の方法、とろみの付け方等の指導を行っています。
私たちが日常生活において当たり前に行っている会話や食事という行為。そのリハビリを提供する言語聴覚士という存在に心を引かれ言語聴覚士をめざしました。
言語聴覚学科では実践を踏まえた演習が多くあり、実際に触れ体験することで失敗と成功を体で学びました。特に「言語聴覚療法基礎演習」では実際に障害を抱えた患者様と会話し、講師の指導のもと検査や評価をしました。フィードバックを受け、自分の反省点と今後の課題を確認すること。その経験が言語聴覚士となった今でも自信を持って検査や評価をすることにつながっています。

井上 都さん 2019年度卒業
千葉みなとリハビリテーション病院勤務(千葉県)
千葉県立安房高等学校出身

一人ひとりの患者様の目標に
一緒に近づける存在に

言語聴覚士は、幅広くさまざまな障害を持つ患者様のサポートをする仕事で、小児から成人まで幅広い方々に携わることができる点に魅力を感じています。大学の実習でも、多くの患者様と関わらせていただきました。そのなかでも私は特に、失語症、高次脳機能障害に興味を持ち、それらを持つ方々の集中的なリハビリテーションが行える回復期で働きたいと思うようになりました。実は、就職が決まった病院は、これを強く感じた実習先のひとつでした。同じ病気や障害を持っている患者様でも一人ひとりめざすゴールは異なります。今後、たくさん経験を積んで、それぞれの患者様に寄り添い、理解し、適切な接し方や必要となる訓練を考えられる言語聴覚士になりたいと思います。

在学生の声(※取材当時の学年)

毎熊 澪さん(1年)
東京都 獨協高等学校出身

基礎科目から専門科目まで体系的に学ぶことができます

1年次には医療分野全体の基礎的な部分を学びます。当初は「リハビリとか障害のことを学ばないの?」と疑問に感じましたが、そこには大きな意味がありました。ひとつは「体の仕組みについて理解を深めること」です。体の仕組みに対する理解がなければ、リハビリや障害について学ぶことはできません。ふたつめは「健常者と障害者の違いを理解すること」です。その違いを理解しなければ「何を」「どのように」改善すべきかを考えることができないからだと気が付きました。
医療系の基礎科目やコミュニケ―ション技能などの知識や言語聴覚士としての専門的な科目の学びを積み重ね、将来は発音や発声に苦しむ人を助ける言語聴覚士になることが夢です。

松田 夏琳さん(3年)
鹿児島県立大島高等学校出身

他職種連携を学び、将来にいかすことができます

大学を選んだきっかけは、オープンキャンパスで先生や学生が近い距離で学んでいる雰囲気がとても良かったからです。また、「関連職種連携教育」など実際の臨床に近い学びを得ることができることも決め手となりました。
3年次の「関連職種連携ワーク」では、他学科の学生と協力し、ひとつの症例に対してそれぞれが自分の専門分野からどのような検査が必要か、患者様への支援方法などを考えました。将来、臨床に出た際に大切な他職種連携を学ぶことができました。