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理学療法学科:パラ水泳世界選手権日本代表チーム高地トレーニング合宿帯同

2017/5/17

4月29日から5月10日まで、9月に中米メキシコで開催される世界選手権に出場予定のパラスイム日本代表選手の高地トレーニング合宿に、理学療法学科の志村圭太講師が理学療法士/トレーナーとして帯同しました。帯同報告は以下の通りです。

合宿の行われた場所は、米国アリゾナ州のフラッグスタッフにある北アリゾナ大学でした。広い敷地内には多くの建物が立ち並び、50m温水プールやトレーニング施設も充実している環境で、選手達は練習およびトレーニングを行いました。理学療法士/トレーナーとしての私の役割は多岐にわたります。

入水前の準備運動指導、外傷/障害予防および競技力向上を目的とした陸上(トレーニングジム)での筋力および協調性トレーニング、マシンを使ったレジスタンストレーニング、選手の疲労回復のためのケア、移動に伴う誘導や介助というような理学療法士の得意とする分野から、タイムの計測、通訳、ブラインド(視覚障害)選手へのタッピング*まで、実に多くのことが求められます。今回は、パラスイム代表選手にとって初めての高地(標高およそ2100m)合宿だったため、毎朝の健康チェックと練習中に心拍数を計測しながらの練習となりました。メディカルスタッフは私を含む理学療法士3名、作業療法士1名、医師3名がサポートを行いました。

今回の貴重な経験を、本学での学生教育に還元するととともに、引き続き競技力向上と外傷/障害予防を目的とし、9月の世界選手権本番へ向けたサポートを継続していきます。最後にこのような貴重な経験をさせていただきました日本身体障がい者水泳連盟ならびに日本知的障がい者水泳連盟の関係者の方々、本学の関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
(*タッピング棒という釣竿の先端にスポンジがついたような道具を用い、コースを泳ぐ選手を叩くことで壁が近いことを知らせる行為。写真2を参照。)

(成田保健医療学部 理学療法学科 講師 志村 圭太)


写真1 北アリゾナ大学の広大なキャンパス

写真2 練習中の選手とタッピングに備えるスタッフ

写真3 陸上でのトレーニング指導中

写真4 入水前にプールサイドで準備運動の指導を行う